手挽きお六櫛づくり四代目職人の家に生まれ、父の工房が遊び場であり文字通り「お六櫛」と共に育った。子供の頃から櫛づくりの手伝いが日課であり、鋸や鉋の音を聞きながら自然とお六櫛の技術を体得してきた。平成二年、自身のお六櫛工房をおこし、櫛の製造・販売を専業とする。
「使う人の立場にたった櫛づくり」をモットーに、伝統技術を生かしつつ独自の製法を確立。お六櫛の材料「ミネバリ」の持ち味を充分引き出すため、「乾燥・いぶし」の技術を取り入れ、材質強化と品質の向上につとめている。