手挽きお六櫛職人の長男としてうまれ、子供の頃から家業の櫛づくりの手伝いが 日課であった。この頃から身についた技術は終生忘れるものでなく、持ち前の旺 盛な研究心により次々と新製品を開発し、日本民芸公募展などに多く入選した。
特に卓越した基本技術を発揮し、現代趣向の「用と美」をコンセプトに考案開発を進め、 「手挽き男櫛」や「改良お六櫛」にみられるような、 様々な材料を活用した斬新なデザインの 製品を生み出した。 お六櫛の伝統に今日的な価値観を高めた功績は高く評価されている。